忍者ブログ
逆転裁判。
| Admin | Write | Comment |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日は有給を使って会社を休み、
お友達とナルトの映画を見てきました。
や、ほら、有給あと40日もあるし? 消えるだけだし?
サービス残業しまくりだったから別にいいよね。
ってことで、朝早くから行ってきました。早起きしました。8時出発。
映画館、朝一上映の一回ぽっきりなんですもの。間に合うかヒヤヒヤものでしたが。
やーおもしろかったです。泣きました。
基本DVDレンタルばっかりなのですが、映画館で見るのっていいですね。
DVDだといいシーンで止めてキャーキャー悶えて時間がかかるのですが、映画は一時停止がないので怒涛の勢いで色々と流されていきました。
もうね、泣く。ナルトが切なくて泣く。
時折見せる切なげな表情がもうね。

-------------------
(こっから映画ネタバレなので読まれる方は下のつづきをぽちっとな)

でもね、もう最初っから泣いちゃいました。
やー二次サイトいろいろ見ているせいで、ナルトへの感情移入が激しいんですよ。
里のみんなから嫌われて虐げられて、英雄と呼ばれるようになってからも、あたたかな家族の触れ合いを知らなくて、求めたいけどどうすることもなくて、イルカ先生に愚痴るしかないナルトがかわいそうでした。
イルカ先生も心の中でナルトに自分の影を見ていたのでは、と思っちゃいました。でないと、あの激高ぶりはちょいと変ですもの。
サクラちゃんもタイミングが悪いなぁ。欲しくても失ってしまった家族のいないナルトを前に、自分の両親について言い募るなんて。
すべての段階で私の気持ちはナルトの味方なものですから、それはひどいよサクラちゃ~ん、などと考えておりました。
「ただいま」と言って、「おかえり」と帰ってくる家というものを、ナルトは一度も経験したことがないわけで。そのナルトに向かって、親なんてうざいと言うのはアレかなと。
そして異世界へ。全てが真逆で。サスケがタラシで。カカシ先生が熱血で。熱血で。…熱血で。…うわぁ。
ナルトが徐々にミナト先生やクシナさんに心を開いていって、初めてあじわう家族を嬉しそうに、楽しそうに、切なそうに受け入れていく姿は何度も涙を誘ってしまいました。
子ナルの可愛い写真とかドキドキしちゃったり。ミナト先生たちが生きてたら、やっぱり、こんなあったかくて幸せな家庭だったんだろうなと。
マボロシの世界だと知っていても、父親がいて母親がいることに、無条件で命をなげうってでも守ってくれる愛に、愛しているからこそ怒って心配して包み込んでくれるぬくもりに、じわじわと心を濡らすナルトが印象的でした。
もう、終始ナルトが可愛くて、幸せそうで、でも悲しくて。
最後に自分の世界に戻る前、震える唇をぎゅっとかみしめて、ミナト先生たちに別れを告げるナルトを見ながら、もう涙ぼろぼろ。
そうだね。せっかく「おかえり」を言ってくれる家族と会えたんだものね。抱きしめられる温かさも、心配して怒ってくれる頬の痛みも、家族だけが与えてくれる安らぎも、そのどれもが初めてのものだったわけで、そして自分の世界に帰ったら二度と手に入らないんだものね。
でもナルトは強い子でした。最後まで顔をあげて、サクラちゃんを気遣う余裕まで見せて。
自分は自分の世界の「二人の英雄」の子供なのだと。
あの羽織をまとったシーンでは鳥肌うぞぞ。んで、まさかの暁があああああ!イタチさーん!!(そうかだからサスケはグレてなくてチャラいのねと納得)
そしてまさかのイルカ先生落ち。
え?イルカ先生、ナルトの部屋の合鍵持ってたの?つかやめてよ、いいとこもってかないでよ。
「おかえりナルト」って、もーなんなんですか。ちくしょー。涙出ちゃったし。
最後にいいっすか。メンマいいね。メンナルの薄い本欲しくなった。むしろカカナル←メンの薄い本くれ。

…という映画感想でした。
やーいいね、久しぶりにいい涙ながしたよ!
映画見た人にくれるDVDももらえたし(あれ?映画公開からもう一か月だよねまだもらえるの?)
時間があればまた見たいなーと思いました。

あと気になったのが、あっちの世界の七班。
チャラスケに、サクラに、メンマ。そして熱血カカシ先生。
そして、あっちの我愛羅。どんなんだろう。やっぱメンマ好き好き~なのかな。うん。


---------------(ということで、ここからは映画に絡めたカカナル)
「そっちの世界の俺はどうだった?」 
 綱手のばあちゃんに報告したあと、カカシ先生はそう俺に聞いてきた。
 サクラちゃんはばあちゃんにもう少し話があるって部屋に残ったから、俺とカカシ先生は火影室のドアの外に待機して。
 あー疲れたと両腕を伸ばしていたら、ポフと頭をなでられた。
「どうって……なんか激眉先生みたいになってたってばよ。もう、超熱血!って感じで、今と正反対のやる気ありまくり?って感じ。あ、でも、スタミナがないのは同じみたいで、やる気出してて写輪眼も出しっぱなしで、父ちゃんに肝心な時にダメだよねって言われてたってばよ」
 で、激眉先生に勝負を挑んだり気合入りまくりで。
 思いだし思いだし言うと、カカシ先生は猫背の背中をまぁるく曲げて、あっそう、と肩を落とした。
「あ、でも、やっぱりカカシ先生らしいとこはあってさ。俺ってばマボロシの世界になじんじゃいけないって、一人でつっぱってたんだけど、カカシ先生が急に肩をつかんできて、『ナルトーっ、俺はいつでもお前の味方だからなーっ』って一人で叫んでぎゅーって抱き着いてきたんだってば。もう、こっちのカカシ先生とギャップが激しすぎ」
「ナ~ルト」
 口早に言っていると揺れる感情の波に気づいたのか、カカシ先生が両手を広げた。そして、うん?と優しく笑って首をかしげるもんだから、俺は吸い寄せられるようにその中へ飛び込んだ。
「どっちのカカシ先生もすごいってばね。いつだって、してほしい時にこんな風にぎゅってしてくれる……」
 束の間とはいえ欲しかった『家族』と温かい時間を過ごして、でも、それはホントウじゃなくって、拒絶して、受け入れて、泣いて、笑って、切なくて。幸せだったのに、あの時少しだけ物足りなさを感じたのは俺をアイしてくれる、この腕がなかったからかもしれない。
「当たり前デショ。だって、そっちの俺もナルトを愛していただろうからね」
 好きな子のことは何でも分かるのよ。
 耳元で低くささやかれた言葉に顔を上げる。そこにはいつもの穏やかで、静かなまなざしが待っていて。
「えぇー? でもだって、こっちとは逆の世界だったってばよ」
「性格は逆でも気持ちは同じじゃないの。サクラから聞いたヒナタの様子とか、ミナト先生の激愛っぷりからしてもそう思えるし。それに」
 カカシ先生は俺の顔を自分の胸に押し付けて、息ができないくらい強く抱きしめた。
「それに、俺がナルトに惚れないはずないもん」
 いいトシした大人がモンって言うな、とか、苦しくて死ぬ、とか、色々と言いたいことはあったけど。
 まぶたの裏にはっきりと残る幸せの情景が温かくて、それを少しでもカカシ先生に教えたくて。
 俺は『母ちゃんの時みたいに』震える両手を持ち上げて、カカシ先生の背中に回した。


------------------------------
ということでカカナル。
アウトな方いらっしゃったらごめんなさい。でも楽しかった。
まだパスがわかんないけど、ブログ更新は頑張ります~。
次は逆裁でSSかけたらいいな~。

拍手[1回]

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[440] [439] [438] [437] [436] [435] [434] [433] [432] [431] [430]

Copyright c 公判準備室。。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆ / Material By はながら屋
忍者ブログ [PR]