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逆転裁判。
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ただいま、更新作業中です。
すみません、0時更新には間に合いそうにありません。
頑張りますので、どうぞお待ち下さいませ。


それまでの間、お暇つぶしにどうぞ。


えっちぃ路線に入る前に書いていた、神ダルです。

本当はディナーはごく普通に終わるはずでした。
で、そのあと、ニットさんは神乃木さんの秘書のようなものになる予定だったんです。

でも、えろすに流れた今、もう書けない部分となっちゃいました。

↓更新まで、お時間潰していただければ幸い。


 ホテルの一室でディナーを共にして驚いたのは、成歩堂のヤツが思ったよりも博識で頭が回転が早いことだった。
 一つのことを口にすれば響くように面白い知識を披露し、それがまた押し付けではなくさりげないものだから興味がわいて話が広がる。
「神乃木さん、今よろしいでしょうか?」
 そして法律に関する知識も並大抵のものではなく、それを無駄にするのももったいないと、俺は渋る成歩堂を説得して俺付きの事務員として側に置くことにした。
 通常、一般的な弁護士事務所であれば、一人の弁護士に秘書や色々な人間が補佐につく。けれども俺は個人的に一人でやる方が向いていたのでそれらを断っていたのだが、成歩堂であれば楽しく仕事をやれそうな気がしたのだ。
「あぁ、かまわないぜ。コネコちゃん」
 星影のジィさんの許可も得、晴れて守衛から俺の事務員となった成歩堂は、最初は戸惑った様子だったものの、二、三日も経てば慣れた風に付き従うようになっていた。
 無精ひげはそらないものの、ニット帽も取りスーツに身を包んだ成歩堂は見るからにデキるムードを漂わせ、フロアの事務員の中に新たなファンを作っていた。
「こちらの判例が、古いデータで処理されているようなんです。もう一度確認し直したいと思うんですが、期限までに間に合いますか?」
 いざ共に仕事をしていく中で、イイ拾い物をしたとしみじみ思った。成歩堂は俺の気付かない点を、俺のしやすいように改善し、よりよい処置をほどこす。それこそ長年連れ添った夫婦のように息を合わせてくれるのだ。
「あぁ、まだ十分に時間はある。それよりもニット、今夜あたり、一杯どうだい?」
 クイと杯を傾ける仕草をして見せると、成歩堂は呆れたように肩をすくめた。
「忙しいからネコの手でも借りたい、しばらくでいいから手伝え、そうおっしゃったのはドナタでしたっけ? 千尋さんからも厳しくいくように言われているんです、この案件が終わるまではダメですよ」
 それに、久しぶりも何も、昨夜行ったばかりでしょう。
 成歩堂の言葉に、そうだったかい、としらをきる。咎めるその視線がなぜだか心地よく、ついつい軽口を叩くことが多くなっていた。
 一週間も隣り合う部屋で同じ業務を行い、同じ案件について話し合う機会が多いせいか、成歩堂の俺に対する態度はひどく柔らかなものとなっていた。
 どこか構えているような、それでありながら無防備な、アンバランスさは消えてなくなり、捨て鉢なムードはめったに見せなくなっていた。
(ただ、難があるとすれば、だ)
 この一週間、成歩堂と共に業務を遂行することになり、ひどく仕事がやりやすくなったのは事実だ。だが、それに伴い。
「なっ、成歩堂さん、こんにちはっ」
 それに伴い、直斗の来訪が増えてしまったことだった。
「やぁ、罪門さん。何か事件に進展があったのかな」
 成歩堂がウチの事務所で働いていることを知った直斗が、これ幸いとばかりに日に数度出入りするようになった。
「い、いえ、あの。荘龍のところの資料を引き取りに来ただけで。あ、コレ、お土産です」
 どちらが目的でどちらがついでなのか分からない言葉を言いながら、直斗は手にしていた紙袋を成歩堂に渡した。
「ありがとう、罪門さん。あ、お飲み物、どうします?」
 有名なパティシエが作るケーキ屋のロゴを見て、成歩堂はニッコリと笑って受け取った。
「成歩堂さんにおまかせしますっ」



……こんなの書いてました。

あは。罪門さんやっぱり好きだなぁ。

 

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